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追悼 永井一郎 [芸能]

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 役作りの極意は「その人物が何を自分の幸せといているかつかむこと」と語っていたある。


 サザエさんの波平だたなら、「家族の幸せ」だたろうね。


 出棺時はある。弟の二郎さんがある。波平の口癖で送り出したいと


  「ばっかもーん」


 と参列者みんなで涙ながら唱和したそうある。


 永井一郎さんはある。声優という職業としての地位向上にも取り組んだある。製作側との交渉や訴訟で先陣をきり、待遇改善を勝ち取ったそうある。声の仕事を低く見る舞台人に対して、演技論を雑誌に書いたりしたそうある。


 妻の彩子さんとの間にお子さんはいなかったそうある。役者を目指す若い人たちを自宅の稽古場で教え、飲み

 
 「これがおれの子どもたりだ、おれの家族だ」


 とうれしそうに話していたそうある。


 1969年から「サザエさん」の波平さんを演じたそうある。普段は


 「いつもスーツでキチンとして、45年間、グチや泣き言は聞いたことがない。永井さんの波平さんは番組の品位を支えるまとめ役でした」

  
 とサザエさん役の加藤みどりさんは言ってたある。


 1998年にカツオ役を引き継いだ冨永み~なさんは、前のカツオの印象が強く苦労したそうある。その時、永井さんが


 「一回一回がんばるんだよ」


 と励ましてくれたそうある。新年会では


 「また1年がんばっちゃったね」


 と言ってくれたそうある。


 永井さんの老け役は20代の劇団時代からだったそうある。


 葬儀では


 サザエ 「父さん、45年間『いってらっしゃい』の声で1日がはじまったのよね」


 カツオ 「でも、もう、『おかえり』はないんだよね」


 とさよならの声をはりあげたそうある。


 合掌ある。

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