三谷幸喜「ありふれた生活」 ６９１ 感想

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　三谷幸喜「ありふれた生活」 ６９１　感想


　日付は間違えますね。私も２０１４年がでてこなかったり、平成２６年がでてこず嫌んなりますわ。あれ？デジタルと紙面では違うんですかね？デジタルでは６９１回とあり紙面では６６９回になってます？

　ともかく三谷さんはスティーブンキングの「１１/２２/６３」について書いたことがあって、その作品は主人公は自由に過去と現在を行き来する、～(中略)～過去に戻ると、必ず１９５８年９月１９日になる。

　
　この本はケネディ大統領の暗殺を防止するために動く主人公を描いている。

　
　ところが三谷さんのエッセーを読んだ方から問い合わせがあって何回もでてくるこの　１９５８年９月１９日　が誕生日の方でこれはと思って買ったそうです。

　
　私も同じ日の誕生日の方だと嬉しくなるのでよくわかります。そういえば結構学生の頃は１人や２人や同じ誕生日の方いましたね。なぜか結構高確率です。

　
　戻って、ところがいくら読み進めても出てこない文中では９月９日である。三谷さんが確かめるとたしかに９月１９日がでてこない。一体どういうことか？とみると実は本のカバーの紹介文にははっきり９月１９日と書いてあった。

　
　なぜそうなったかというと、なんと原作者のスティーブンキング自身がインタビューで間違えたらしくて、アメリカの活字になり、それを元につくった資料が全て１９日になってしまったそうです。つまり最初に間違えたのがキング自身だったというオチでした＾＾；


　ちなみに今売られている本は９日に訂正されているそうです。

　
　これにちなんで回数に仕掛けしてあるんですかね？

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タグ：スティーブンキング エッセー ありふれた生活 三谷幸喜